施設照明・HIDよくある質問 その他に関する設問

その他に関する設問

※社団法人 日本電球工業会発行 HIDランプガイドブック“上手に選ぶ 正しく使う” 第7版より抜粋している個所がございます。

明暗に対して目はどのように反応するのでしょうか?

明暗に対する目の順応には、多少の時間を要するので急激に明るさが変化したときは、すぐには物をはっきりと見ることは出来ません。暗から明へは比較的早く順応しますが、明から暗へはやや時間がかかり、時には失明に近い状態になることもあります。例えば、トンネルの入口近くにたくさんの照明が付いているのは、このような現象(ブラックホール現象)に対し、急激な明るさの減少を緩和して安全を図るためのものです。


暗順応と明順応

1lx(ルクス)はどのくらいの明るさですか?

1lxを身の回りのわかりやすい例で示すことは困難ですので、下図に代表的な明るさの指標を示します。なお、新聞の記事本文の活字を、疲れるけど何とか読めるレベルは10lxと言われています。

光源の色温度と雰囲気について教えてください。

一般に色温度は、明るさ(照度)と関係して「冷たい感じ」や「暑苦しい感じ」を与えるといわれています。このような心理的な影響は、色温度が相違する環境に変化した直後に顕著に現れ、目の順応により次第に薄れていきます。

下図は照度と色温度と雰囲気との関係を示した例です。これが具体的にどのような感情と結び付いているかは、個人差がありますがある程度の普遍性もあり、それを下段に示します。これは快適な領域を中心として、照度が高い(明るい)か低い(暗い)かによって区分した物です。

照度計で測定される照度の値と、実際に感じる明るさとの関係はどの様になりますか?
光源の演色性が高い場合、照度計で同一の照度でも明るさ感が増します。
演色性の異なる各種の蛍光ランプと白熱電球を用いて、人の顔を対象物として光源の演色性と明るさ感の関係について実験した結果を図に示します。この結果、“光源の演色性”と“適正と感ずる照度”との間には一定の対応関係があり、演色性が向上すると、同一の照度で明るさ感が増すことが明確になりました。
ランプ、安定器、器具のJISマーク表示にはどの様な意味がありますか?

日本工業規格(JIS)は品質規格であり、取引上の規格です。JISは様々な製品にたいして規格を定めていますが、その中で素人が直接消費者である色合いの濃いものについて、JIS指定商品(または指定製造技術)としています。JISマークは指定商品について国の試験に合格してJIS指定工場の認定を受けた製造業者のみが表示を許されます。なお、指定商品、指定技術になっていないものについてはJISマークは表示できません。

電気用品安全法とはどの様な法律ですか?

2002年4月1日より従来の「電気用品取締法」が「電気用品安全法」と法律名が改正され施行されました。新法の目的は「電気用品の製造、販売等を規制するとともに、電気用品の安全性確保につき民間事業者の自主的な活動を推進することにより、電気用品による危険及び障害の発生を防止する」ことを目的とした法律です。

虫の習性と光との関係を教えてください。

昆虫には昼間活動形のものと夜間活動形のものがあり、後者の内多くの昆虫は、光に誘引されます。この性質を走光性とよんでいます。また、夜間活動形のなかにも暗いところで活動する夜蛾の様なものがいますが、これらは逆に光を当てると行動を停止します。そこで昆虫の走光性を利用して、ランプによって昆虫を誘引して捕殺したり、夜行性昆虫類(夜蛾など)には、黄色の光を出すランプで、明るくして活動を抑制することにより、防虫効果をあげている例があります。走光性とは、光の刺激に反応して方向性をもった運動をする性質で、多くの昆虫類は、人間とちがって右図に示すように365nmの近紫外線にピークをもった感じ方をし、580nm以上の光には、ほとんど感じなくなります。この走光性の活動は、明るさ、照度なども依存し、例えば、二化めい蛾がでは照度1.3×10-2lx、照度103cd/m2程度であり、蚊は照度0.1〜10lx程度であるといわれています。

植物の成長に対する照明の影響について教えてください。

植物はその成長が光によって影響されますが、その内容は次のものです。

  1. 光形態形成:葉緑素の生成、茎の伸長抑制、葉の形成。
  2. 光周性:種子の発芽、開花、結実、紅葉などの時期を日照時間に対応させて、植物の季節に対する生体リズムを整える。
  3. 光合成:光エネルギーによって水と二酸化炭素から炭水化物を合成し酸素と水を放出するプロセス。

植物の成長に対する照明の影響は、通常ナイター施設や道路照明の漏光が作物の育成に関係するケースについて論じられています。一方逆に積極的に照明を利用して植物の育成を制御しようとするものもあります。どちらもa〜dに関係していますので、双方を含めてa〜dに対する照明の影響について示します。植物には、日照時間が一定より短日性のものと、その反対の長日性のもののほか、日照時間に関係なく一定の時期が来ると開花する中性のものがあります。
長日性および短日性植物は、日没後などに照明の光が当り、日照時間が長くなったと同じ効果が生じた場合、開花が早まったり遅くなったりします。
光周性に影響のある光は300nm〜800nmの範囲の光で、影響のでる下限照度は比較的低い数ルクス(lx)〜数十ルクス(lx)のレベルであり、植物の種類によって異なりますので、種類と目的に合わせた対策が必要です。
真の光合成による二酸化炭素吸収量と呼吸による放出量とが等しくなる光の強さを光補償点(A)といい、見かけの光合成はここから始まります。この照度はかなり高く、500lx〜4000lxです。(下図参照)またそれ以上光を強くしても光合成は増加しない光飽和点(B)は50000〜8000lxです。

植物の光合成

使用済みHIDランプはどのように処分したらよいのですか?

HIDランプは、ほとんどが事業所系で使用されますので産業廃棄物扱いとなります。産業廃棄物は排出事業者自ら処理することが義務付けられており、処理に当たっては各種の法規制(廃掃法など)がありますので専門の処理業者に依頼することをお勧めします。現時点で、処理・処分の能力から見て紹介できる業者は、野村興産株式会社で、この会社は全国的に対応しています。

連絡先:
野村興産株式会社 本社
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-1-3 (ヤマトインターナショナル日本橋ビル)
電話:03-5695-2530 FAX:03-5695-2540
関西営業所
〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋2-1-2(高麗橋野村ビル)
電話:06-4706-1345 FAX:06-4706-1346

PCBを使用したコンデンサを含む安定器について教えて下さい

PCBは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により、産業廃棄物として事業者で保管することになっています。保管方法は特別管理産業廃棄物として、環境省の定める基準等に従って保管する必要があります。
(保管管理等についての正確な情報は、最新の法令等にしたがってください。)
保管基準を要約すると、次の通りです。

  1. 容器は、蓋のできるドラム缶など、万一PCB油が外部に漏れても浸透、流出しないようなものを使用すること。(特別な容器はありません。)
  2. 容器には、「特別管理産業廃棄物・PCB汚染」と表示すること。
  3. 保管場所は、囲いがあり、雨水や直射日光があたらない場所とすること。
    (区画された屋内での保管が原則です。)
  4. 保管場所には、「特別管理産業廃棄物・PCB汚染保管場所」と表示すること。
  5. 保管台帳(様式は任意)を設け、保管個数を明確にしておくこと。
  6. 保管する事業者には、「特別管理産業廃棄物管理責任者」を置くことが義務付けられています。

当社は昭和38年1月から昭和47年8月までに製造された次の限られた安定器のみにPCBを使用して います。

※水銀ランプ、メタルハライドランプ及び高圧ナトリウムランプ用安定器
 1.高温用のもの
 2.入力電圧が400V以上のもの
 3.2kW用でコンデンサ回路電圧が400V以上のもの

※低圧ナトリウムランプ用安定器
 ピーク進相形


PCBを使用したコンデンサを含む安定器の判別方法については、以降の一覧表でご確認ください。

水銀ランプ用安定器

一般形高温用

形名 製造年 備考
HTH-401C 昭和44年〜47年8月  
HCH-401C
HCH-701C
HCH-1001C
HCH-401Z
HCH-401Z-220
HCH-1001Z
HCH-1001Z-S
HCH-1001Z-220
HCH-401K
HCH-701K
HCH-1001K
HSH-251C
HSH-401C
HSH-1001C
HVH-701K
HVH-1001K
HVH-1001K-440
HV-1001K
HV-1001KS

一般形高温用

形名 製造年 備考
2HSH-401F 昭和44年〜47年8月  
2HSH-701F
2HDH-1001F
2HSH-1001C

入力電圧400V以上、及びB型ランプ用

形名 製造年 備考
HV-701BC 昭和40年〜47年8月  
HV-701BC-440
HV-1001BC
HVT-400C
HVF-400C
2HV-701BC
2HV-1001BC
2HV-701BF
2HV-1001BF

特殊ランプ用

形名 製造年 備考
HC-2000BC 昭和38年〜47年8月  

船舶用

形名 製造年 備考
HTWH-200K 昭和43年〜47年8月  
HTWH-300K
HTWH-400K
HTWH-700K
HTWH-1000K
HTWH-201K
HTWH-301K
HTWH-401K
HTWH-701K
HTWH-1001K
HCWH-401K
HCWH-701K
HCWH-1001K
HVWH-700K
2HTWH-300K
2HTWH-400K
2HTWH-301K
2HTWH-401K

器具内蔵用

形名 製造年 備考
HT-201K-N 昭和44年〜47年8月 対象器具
MRB-310TA
MRB-310TAS
MRB-360T
MRB-360TS
HT-251K-N
HT-301K-N
HT-401K-N
HT251K-E
HT-301K-E
HT-401K-E
HC-201K-N
HC-251K-N
HC-401C-E
HC-251K-E
HC-301K-E
HC-401K-E
HC-251C-N
HC-401C-N
HV-301K-E
HV-302K-E

※上記以外の安定器で、水銀ランプとして特注で製作したもののうち、形名が以下のもの。

内容 形名 製造年 特記
高温用のもの 5の記号がHのもの 昭和44年〜47年8月 使用温度40°C〜60°C
器具内蔵用のもの 10の記号がN、又はEのもの 昭和44年〜47年8月 対象器具
・MRB-310TA
・MRB-310TAS
・MRB-360T
・MRB-360TS
船舶用のもの 4の記号がW、かつ5がHのもの 昭和43年〜47年8月  
入力電圧が400V以上のもの 3の記号がV、かつ8がKでないもの 昭和40年〜47年8月  
2kW用のもの 6が2000のもの 昭和38年〜47年8月  

※上記以外の水銀ランプ用安全増防爆形安定器で、形名が以下のもの。

内容 形名 製造年 特記
安全増防爆形のもの 6の記号がKのもの 昭和44年〜47年8月
6の記号がCで、かつ3がTのもの

メタルハライドランプ用安定器

高温用

形名 製造年 備考
MCH-252C 昭和46年〜47年8月  
MCH-402C

定電力形高温用

形名 製造年 備考
MCH-701BK 昭和46年〜47年8月  
MCH-1001BK

入力電圧400V以上用

形名 製造年 備考
MV-1001BC 昭和44年〜47年8月  
MV-2000BC-S
MV-2001BK

※上記以外の安定器で、メタルハイドランプ用として特注で製作したもののうち、形名が以下のもの。

内容 形名 製造年 特記
高温用のもの 5の記号がHのもの 昭和46年〜47年8月 使用温度40°C〜60°C
入力電圧が400V以上のもの 3の記号がVのもの 昭和44年〜47年8月  
定電力形のもの 8の記号がKのもの 昭和44年〜47年8月  
2kW用のもの 6が2000のもの 昭和44年〜47年8月  

高圧ナトリウムランプ用安定器

高温用

形名 製造年 備考
NHCH-401C 昭和46年〜47年8月  

※上記以外の安定器で、高圧ナトリウムランプ用として特注で製作したもののうち、形名が以下のもの。

内容 形名 製造年 特記
高温用のもの 5の記号がHのもの 昭和46年〜47年8月 使用温度40°C〜60°C
入力電圧が400V以上のもの 3の記号がVのもの 昭和46年〜47年8月  

低圧ナトリウムランプ用安定器

形名 製造年 備考
NXC-35K-L 昭和44年〜47年8月  
NXC-55K-L
NXC-90K-L
NXC-135K-L
NXTC-55K
NXS-135K
形名 製造年 備考
NXC-55K 昭和44年〜47年8月  
NXC-135K
NXC-180K
NXT-135K
NXTC-55K
NXTC-90K
NXTC-90L-LS

※上記以外の安定器で、低圧ナトリウムランプ用として特注で製作したもののうち、形名が以下のもの。

内容 形名 製造年 特記
ピーク進相形 8の記号がKのもの 昭和44年〜47年8月  
水銀関連のお知らせ等/
使用済み水銀使用ランプの分別・ 回収に係る情報提供について
電気自動車デトロイト号復活プロジェクト
太陽光発電システム
一般社団法人 電池工業会
LEGA LED照明で省エネ