LED照明器具に関する安全上のご注意

安全上のご注意

attention警告

  • 器具の取付は確実に行ってください。指定された器具の取付方法や方向以外で取付けないでください。落下、水の浸入、過熱、ガラス割れ等により、感電・火災・けがの原因となります。
  • 器具を改造したり、部品変更して使用しないでください。感電や火災・部品の落下によるけがの原因となります。
  • 部品が破損、変形、欠落している状態では使用しないでください。感電・火災・部品の落下によるけがの原因となります。
  • 一部の器具を除き、周辺温度が35℃を超えるところで使用しないでください。過熱により、感電・火災・けが等の事故の原因となります。
  • 製品本体に警告表示シールを貼りつけている場合は、その表示に従ってください。けが、火災、感電の原因となります。
  • 器具の配線工事は確実に行ってください。接続が不完全な場合は、接触不良により、感電・火災の原因となります。
  • 接地工事は、「電気設備技術基準」にしたがって確実に行ってください。接地が不完全な場合は、感電の原因になります。

attention注意

LEDの使用に関するご注意

  • LED素子にはバラツキがあるため、同一形名の器具においても発光色、明るさが異なる場合があります。予めご了承ください。
  • 施工時の一時的な点灯確認以外で、日中には点灯しないでください。器具内の温度上昇により、LED及び電源装置の短寿命・破損の原因になります。(屋内で使用する場合は除く。)
  • 光束、照度分布について
    各器具の説明に記載されている光束や照度分布などは参考値であり、その値を保証するものではありません。目安としてお考えください。
  • LEDの保守について
    LEDは寿命後(光束70%以下に低下時)も光束低下を続けますが、不点灯になりにくい性質があるので、照明設備として適切な安全性を確保するためには、従来のランプ不点灯ではなく、使用時間管理による適切な交換が必要となります。

使用環境や使用条件に関するご注意

  • 器具に表示された電圧・周波数以外で使用しないでください。やけどや故障、感電、火災の原因となります。
  • 耐振型器具以外はクレーン等の振動の多いところに設置しないでください。故障または、器具本体や部品の落下によるけがの原因となります。
  • 耐塩・耐酸型器具以外は海岸や腐食性ガスの発生する場所に設置しないで下さい。腐食により、器具本体や部品の落下でけがや事故の原因となります。
  • 器具を断熱材で覆ったり、箱の中に入れて使用しないでください。密閉された状態で使用しますと器具が過熱し、火災や感電、あるいは部品の破損によるけがの原因となります。
  • 器具の隙間や放熱穴に金属類や燃えやすいものを、差し込まないでください。火災・感電の原因となります。
  • 点灯中の器具には手を触れないでください。加熱によりやけどの原因となります。
  • 枯れ葉やわたぼこり等の燃えやすいものに覆われるところで使用しないでください。過熱により、火災の原因となります。
  • 無保護形器具は、雨水のかかる所や湿気・水気のあるところに設置しないでください。感電・火災やけがの原因となります。
  • 球技場等では、ボール等があたる位置に設置しないでください。器具やガラスが破損し、けがの原因となります。

取付、施工に関するご注意

  • 器具の取付工事は、必ず工事店、電器店(有資格者)に依頼してください。一般の方の取付けは、法律で禁止されています。
  • 既設の器具から交換する場合は、必ず既設のHID安定器等を取外してください。安定器に接続されますと、器具や部品の破損、感電、火災の原因となります。
  • 口出線・電源ケーブル及び外部より接続する電線は、無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしないでください。ケーブル等が損傷し、火災・感電の原因となります。
  • ラッチや開閉ネジは確実に締め付けてください。枠やその他の部品が落下する原因となります。
  • 器具の取付けは指定されたアーム、取付ボルトを使用し、器具質量に耐えるところに確実に施工してください。取付け不備があると落下し、感電、けがの原因となります。
  • 工事店様は工事が終わりましたら取扱説明書をお客様に必ずお渡しください。お客様は工事が終わりました後も取扱説明書を大切に保管してください。また保守・点検の際には必ず工事店、電器店の方にお渡しください。

点検、修理に関するご注意

  • 器具の点検・修理は電源が確実に切れている事を確認してから行ってください。電源を切らないと感電の原因となります。
  • 器具に寄りかかったり、ぶら下がったりして保守を行なわないでください。器具が破損し、墜落事故・けがの原因となります。
  • 扉、枠、カバーなどの開閉は、ゆっくりと行ってください。反動により、けがの原因となります。
  • 煙が出たり、変なにおいがするなどの異常状態のまま使用しますと、火災・感電の原因となります。すぐに電源スイッチを切り、異常状態がおさまった事を確認してから、工事店、電器店に修理を依頼してください。
  • ガラス割れ、部品の錆・緩み・浸水のある場合は、電源を切り、使用をやめて安全措置をとり工事店に修理を依頼してください。
  • 器具を洗剤や薬品等で拭いたり、殺虫剤をかけたりしないでください。器具の破損、感電の原因となります。
  • 明るく安全に使用していただくために、半年に一度清掃、点検してください。不具合がありましたら、そのまま使用しないで工事店、電器店に修理を依頼してください。

LED電源装置の使用に関するご注意

  • LED電源装置の二次側を器具に接続しないままで放置しないでください。施工途中でやむを得ず二次側を結線しない場合、電線を切断したままで一括して絶縁処理をしないで、電線を一本一本に分けて確実に絶縁処理をしてください。一括して絶縁処理をすると電線の切断面で放電が起こり、電線が焼損し火災の原因となります。
  • 出力配線に中間ジョイントとして、指定のないコンセント等を使用しないでください。接続不良、定格間違いにより火災の原因となります。
  • 電線や絶縁処理部に刃物などで傷を付けないでください。傷が付いた状態で使用すると、絶縁破壊により漏電、感電、火災の原因となります。
  • 紙や布などをLED電源装置の上に置いたり、かぶせたりしないでください。LED電源装置の温度が高くなり、保護機能が動作したり、紙や布が焦げて火災の原因となります。
  • ガラス割れ、部品の錆・緩み・浸水のある場合は、電源を切り、使用をやめて安全措置をとり工事店に修理を依頼してください。
  • 誤って落下させたLED電源装置は、使用しないでください。故障の原因となるだけでなく、発煙、発火の原因となることがあります。
  • 長期間使用しない場合は、湿気により絶縁が悪くなる恐れがあるので、換気を行うか、定期的に通電してください。絶縁が悪くなると、漏電、感電の原因となる場合があります。
  • 電源電圧の変動や高周波による電源電圧の歪がある場合等には、LEDモジュールにチラツキが発生することがあります。この場合は最寄りの電力会社に相談してください。
  • 施工方法、使用方法によっては、電波障害(コンピュータのエラー、医療用機器への影響、ラジオ・テレビのノイズ等)が生じる恐れがあるので、次のことを守ってください。
    1.LED電源装置の一次、二次の配線と通信ケーブル等は、十分距離を離して施工してください。
    2.無負荷状態や不点灯、点滅等の状態で放置しないでください。
    3.LED電源装置とLEDモジュールとの間の配線の長さは、50m以内としてください。
    4.LED電源装置やその配線と、電子機器とを余り近づけ過ぎないようにしてください。

LED電源装置の施工に関するご注意

  • LED電源装置の取付工事は、必ず電気工事店に依頼してください。有資格者以外の工事は、法律で禁じられています。
  • LED電源装置の銘板に表示されている電源電圧、周波数と、設置場所の電源電圧、周波数が合っているか確認してください。
  • 電源電圧は、定格値の±10%の変動範囲で使用してください。範囲外で使用すると電源装置やLEDの短寿命、火災の原因となります。
  • 「電気設備技術基準」ではLED電源装置には接地工事が必要です。入力または出力電圧が、150Vを超え300V以下の場合はD種接地工事を、300Vを超え600V以下の場合はC種接地工事を施してください。接地工事を行なわないと感電の原因となることがあります。
  • 結線は、LED電源装置に表示してある結線図通りに行ってください。LEDモジュールには極性があるので、間違って接続すると、不点灯やLED電源装置の焼損、LEDの破損の原因となることがあります。
  • LED電源装置の二次側口出線を延長する場合、接続箇所は絶縁用ビニルテープなどで確実に絶縁処理を行ってください。また、接続する電線は、「電気設備技術基準」に従ってください。絶縁が不十分ですと漏電、感電、地絡の原因となることがあります。
  • LED電源装置を隠蔽場所(天井裏等)に取り付ける場合は、「電気設備技術基準」に基づき火災の危険性を防止し、定期点検や異常などの処置を行うために耐火性の箱に収めるとともに、容易に点検できるように施設してください。
  • 電線の接続点や電源ユニットの口出し線には張力を加えないでください。接続部での断線、絶縁破壊、接触不良による発熱により不点灯、漏電、感電、火災の原因となることがあります。
  • 取り付け後、絶縁抵抗を測定してください。絶縁抵抗が、規定値より低い場合は、漏電、感電、火災の原因となることがありますので、絶縁を修復させた後通電してください。
  • LED電源装置の周囲温度はー20℃~40℃の範囲で使用してください。周囲温度が高温の場合、火災や電源装置の短寿命、保護回路の誤動作の恐れがあります。低温の場合は、正常動作しない場合があるのでご注意ください。(器具内蔵の場合は、器具の使用周囲温度によります。)

attention安全に関するご注意

照明器具の寿命について

  • 照明器具には寿命があります。
  • 設置して8~10年経つと、外観に異常がなくても内部の劣化が進行しています。点検・交換をおすすめします。
    ※使用条件は、周囲温度30℃、1日10時間点灯、年間3000時間点灯です。(JIS C 8105-1解説による。)
  • 周囲温度が高い場合や点灯時間が長い場合は、寿命が短くなります。
  • 3年に1回は、工事店等の専門家による点検をお受けください。
  • 点検せずに長時間使い続けると、まれに、発煙、発火、感電などに至る恐れがあります。

LEDモジュールの寿命について

  • 一般用照明器具に使用される白色LEDモジュールの寿命は、「照明器具製造業者が規定する条件で点灯したとき、LEDモジュールが点灯しなくなるまでの総点灯時間または、全光束が点灯初期に測定した値の70%に下がるまでの総点灯時間のいずれか短い時間。通常、点灯初期は、0時間点灯とする。」と定義されています。(JIS C 8105-3附属書Aによる。)
  • 当社では、この規定に基づいた推定時間を寿命として表記しています。この値はLEDの設計寿命であり、製品の寿命を保証するものではありません。照明器具としての寿命は、他の光源を使用した器具の場合と同様になります。

LED電源装置の寿命について

  • LEDモジュール用の電源装置は、インバータ(安定器)と同様です。一般的な使用状態で平均寿命は、8~10年です。

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