LED照明器具、LEDランプを正しく安全にご使用いただくために

安全上のご注意

LED照明器具およびLEDランプは、従来のHID照明器具やHIDランプと異なる特徴や機能を持っています。間違った取り扱いをされますと、感電や破損、焼損(火災を含む)等の重大な事故の発生やLEDの短寿命の原因となる場合があります。製品に付属の取扱説明書をよくお読みの上、正しくご使用ください。

1.既設の安定器は取り外してください。

既設のHID照明器具およびHIDランプを、LED照明器具およびLEDランプに交換する際は、必ず既設の安定器を取り外してください。安定器が、照明器具から離れた場所に設置してある場合などは、特に注意が必要です。LED照明器具やLEDランプを安定器に接続されますと、LEDモジュールや電源装置の破損、感電、火災の原因となります。

安定器

2.電源装置内蔵タイプと別置タイプがあります。

LED照明器具およびLEDランプには、電源装置を内蔵しているタイプと別置のタイプがあります。電源装置を内蔵しているタイプは、LED照明器具またはLEDランプに直接AC電源を接続してください。電源装置が別置のタイプにAC電源を接続するとLEDモジュールの故障の原因となります。必ず適合する電源装置を接続してご使用ください。本サイトでは、電源内蔵 電源別置のアイコンにより区別しています。

電源タイプ

3.「+」と「−」を正しく接続してください。

電源装置が別置タイプのLED照明器具またはLEDランプと電源装置の接続には、極性があります。「+」「−」を正しく接続してください。本サイトに掲載の電源装置別置タイプのLED照明器具およびLEDランプは、「+」「−」を逆に接続しても点灯しないだけで、LEDモジュールおよび電源装置のどちらも壊れることはありません。

電源タイプ

4.入力電圧を確認してください。

LED照明器具の電源装置の定格入力電圧の範囲は、「AC100~240V」や「AC100/200V」、「AC200~240V」など機種によって異なります。必ず使用する電源電圧と、電源装置の定格入力電圧が適合していることを確認の上、ご使用ください。本サイトでは、AC100/200Vなどのアイコンにより区別しています。周波数においては、本サイトに掲載の全てのLED照明器具およびLEDランプは、50Hz、60Hz共用です。

5.LEDランプは適合器具でご使用ください。

LEDランプを既設の器具に使用する場合は、適合器具かどうかを確認の上、ご使用ください。LEDランプは、器具の構造や形状、容積によって使用できない器具があります。適合器具以外に使用しますと、感電、ランプの焦げ、焼損(火災を含む)、落下等の重大な事故の発生やLEDランプの短寿命の原因となる場合があります。適合器具かどうかが不明な場合は、お問い合わせください。

LEGAランプ-Gが使用できない器具について

LEGAランプ-Gは、以下に示す条件の器具には使用することができません。

使用できない器具

ランプに雨水がかかる恐れのある器具

電源別置タイプは、使用できます。(口金部に水がかからないこと。)

ランプと反射板やルーバーとのスキマが狭い器具

ランプの周囲に必要な空間を右図に示します。(斜線のない部分)
この部分に反射板やルーバーがある場合は、取り除いてください。

小型密閉器具または、密閉に近い器具

使用可能な器具の容積の目安を右図に示します

埋め込み型器具

容積の目安

6.既設の器具の状態を確認してください。

既設の器具をそのまま使用する際は、使用年数や器具本体に腐食や破損、配線に絶縁劣化がないことを確認の上、ご使用ください。照明器具の適正交換時期は8~10年、耐用の限度は15年です。((一社)日本照明工業会:ガイド111による)

設置後15年以上

7.器具の周囲温度にご注意ください。

一部のLED照明器具を除き、器具の使用周囲温度の上限は、35℃です。以下の条件のように、器具の周囲温度が35℃を超える環境では器具を点灯しない、または、取り付けないでください。LEDモジュールや電源装置の短寿命の原因となります。

夏季の昼間など気温が35℃を超える時は、施工時の一時的な点灯確認以外では点灯しないでください。

密閉された天井や掘り込まれた狭い場所など、器具の周囲に熱がこもる場所には取り付けないでください。

器具の使用周囲温度の上限

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